頭痛は気象病のせい? | 気象病ってなに?

頭痛の女性 自分のこと

先週末のことです。朝起きた瞬間、「あ、なんか頭が痛いな」と感じました。
といっても割れるような痛みなどではなく、よくある普通の頭痛です。ただ、目が覚めた瞬間に痛みを感じたのでテンションが下がりました。

私は頭痛持ちではないので、頭が痛いのはたいてい、風邪を引いたなどで体調が優れないときか寝不足のときです。
熱っぽい感じはないし、お盆休み中で普段より睡眠はとっているので寝不足でもないはず。だとすると、ここ最近の雨続きのせいなのかもしれない。

頭が痛いのは気圧のせい?

ジメジメした天気だと、なんとなくだるいとか、軽い頭痛を感じることありませんか?
湿度が高いとそうなりやすいのかな、と思っていたのですが、実は気圧が大きく関係しているそうです。

頭痛を感じたその日、「例年8月は少ないはずの気象病が、今年は流行っている」というニュースを見かけました。

え、気象病ってなに? なんで今、流行っているの?

頭痛の女性

気象病とは

天気(気圧、気温、湿度)の変化で起こる不調の総称。湿気を多く含んだ空気や、台風による気圧の変化などにより症状が出やすくなります。その中でも特に影響の大きいのが気圧の変化(低気圧)です。

主な症状は、偏頭痛、めまい、ふらつき、肩こり、関節痛、イライラする、だるいなど。どれも「病院に行くほどでもないけどなんとなく不調」という感じでタチが悪いですね。それに、こういった症状が長く続くようだとさすがにツライです。気象病外来を設けている病院もあるくらいなので、軽視してはいけないのかもしれません。

気象病を発症する原因

気象病は、気圧の変化により自律神経のバランスが崩れることで起こります。自律神経は体の興奮を司る(体の活動時や昼間に活発になる)「交感神経」と、鎮静を司る(安静時や夜に活発になる)「副交感神経」の2つの神経に分けられます。

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などを調整するために24時間働き続けているので、自律神経の働きが乱れる(交感神経と副交感神経のバランスが崩れる)と体は不調を感じるのです。

ななのひとこと・ふたこと

「気圧の変化が大きい梅雨どきや台風の時期に気象病は起こりやすい。ただ今年は梅雨明け後に雨が続き、大気の状態が不安定なので、例年少ないはずの8月に気象病を訴える患者さんが多い」と、ニュースでは報じていました。

このところずっと雨の降る日が続いています。今年は梅雨のときより梅雨が明けてからの方が雨が降っていますよね。こんなお天気だと洗濯ものが溜まって困ります。部屋干しだとカラッと乾かないし大きなものはなかなか乾かない。

最近、おしゃれなコインランドリーが少しずつ出てきているそうで、カフェを併設しているようなところもあるとか。うちの近くにもそういうのがあれば利用してみたいなあ。