高齢者が高熱を出して歩けないときは救急車を呼んでもいいの?

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救急車利用者の約半数は、軽症なの?

救急車を呼ぶ人のうち、本当に緊急性があるのは約半数だそうです。
緊急性がないケースの一例です。

  • 入院する予定になっているが、タクシー代がもったいないので救急車を呼んだ。
  • 日中は仕事があって病院に行けないので、夜間診療を受けるため救急車を呼んだ。
  • 転んで膝を擦りむいた。救急車で搬送してもらえば早く診察してもらえると思い、救急車を呼んだ。

「え、本当に?」と驚くような理由ばかりですが、意外とこういったケースは多いようです。

参考:NHK解説委員室「救急車を呼ぶ前に〜利用者の半数が”軽症”〜」

軽症患者の救急車出動が増えることで、本当に緊急搬送が必要な人へ影響が出てしまうことは大問題です。

母の様子がおかしい!救急搬送されるまでの母の状態

先週、母が肺炎で入院しました。
救急車を呼んでいいのか迷ったけれど、結局、救急車で搬送してもらったのでその経緯をまとめます。

インフルエンザ予防接種を受けた

母は毎年インフルエンザ予防接種を受けていて、今年も例年通りかかりつけのお医者さんで予防接種を受けました。予防接種前に体温を測ったときは36.2度で、元気だったのですが、そのあと、なんだか急に様子がおかしくなりました。

病院を出たときはそうでもなかったのですが、帰りのバス停まで数分の距離が歩けなくなりました。(通院にはいつもバスを利用しています。)

呼吸は多少ハアハアしていますが、もともと喘息持ちで、歩くと多少の息切れは割といつものことです。そんなに息苦しいようにも見えないのですが、前に進むことができず、わずか1、2メートル進むのに10分かかるような状態です。バスは諦め、タクシーで帰りました。

家に帰っても様子はおかしいまま

母は食いしん坊なので、普段はよくおやつを食べます。でもその日は、病院から帰ってきてからも、大好きなミカンすら食べようとしませんでした。とりあえずベッドに寝かせましたが、額に手を当てても熱っぽさは感じませんでした。

3時間ほどたって、夕食の支度ができたので、声をかけましたが自分からは動こうとしません。なんとかベッドに起き上がらせても、座ったまま動かず、立つことができないようです。

仕方ないので夕飯は食べずにそのまま寝かせることにしました。夜中、いつもは何度かトイレに起きるのに、その日は結局一回も起きませんでした。

翌朝になっても治らない

予防接種を受けたから体がちょっとだるいのかな?と軽く考えていましたが、翌朝も様子はおかしいままです。なかなか起きないので、介助して起こし、30分ほどかかって、食卓までなんとか連れてきました。

昨夜も食べてないからお腹は空いているはずなのに朝食も食べようとしないし、大好きなコーヒー牛乳もほとんど口をつけません。毎年予防接種を受けていて、今までこんなふうになったことないのに、今回はどうしたんだろう?

デイのお迎えの人から電話がかかってきた

前日病院付き添いのため会社を休んでいるので、その日はどうしても出勤しなくてはならず、心配はしつつも、会社へ行きました。「デイに行ったら元気になるかもしれないし。看護師さんもいるから安心だよね。」などと淡い期待を抱きつつ。

ところが、私の考えは浅はかだったとすぐに思い知ることになります。9時半頃、母を迎えに来たデイの職員の人から携帯に電話がかかってきました。

「具合がとても悪そうだから今日は家で寝てたほうがいいと思います。娘さん、早く帰ってきてください。」

眠り続ける母は高熱で苦しんでいた

一刻も早く帰りたいと思いながらも、溜まっている仕事を片付けなくてはなりません。仕事の途中、スマカメで母の様子を何度チェックしても、起きてくる様子はまったくありません。トイレにすら行ってないように見えました。

仕事を急いで片付け、上司に事情を話して夕方早めに帰宅すると、母は息苦しそうにベッドに横になっていました。熱を測ると39度ちょうどでした。

歩けない。どうやって病院へ連れていったらいいんだろう?

近所の病院へ連れて行こうと思いましたが、起き上がることすらままなりません。歩いて2分くらいのところなのでタクシーを使うわけにもいきません。そもそも玄関先までも歩けないからタクシーを呼んでも意味がありません。(介護タクシーを利用することは思いつきませんでした。)

去年骨折したときに、近くにある別の総合病院に車いすを貸して欲しいと頼んだ際、「なにかあっても責任が取れないから貸せない」と断られたこともあり、車いすも使えません。
おんぶするのも無理だし、しかもその日は雨が降っていました。

救急車を呼ぼうか迷いました。でも、高熱で呼んでもいいのかな?

救急車を呼んでいいのか迷ったら、相談窓口に電話してみよう

緊急性がないのに救急車を呼ぶのは避けたい。でも、今の母の状態は救急車を呼んでもいいのかな?でも、悩んでいてもどうにもなりません。「救急車を呼んだほうがいいのはどんな状態のときか」をインターネットで調べてみました。

参考にしたのはこちらです。
総務省消防庁HP 救急車利用マニュアル

PDF3ページ目に「判断に迷ったときはお近くの相談窓口に」とあります。

すぐに、救急相談窓口へ電話してみました。
電話はすぐに繋がり、受付の男性が対応してくれました。

救急相談窓口とのやり取り

以下、相談窓口受付の人とのやり取りです。

私:「80歳の女性で、高熱が出て起き上がることもできないんです。昨日、インフルエンザ予防接種を受けてから様子がおかしいのですが、熱は先ほど測ったら39度ありました。呼吸はゼーゼーしています。」

受付:「看護師か医師に相談できますが、どちらが良いですか?看護師だと直接話しをすることができますが、今だと10分ほどお待ちいただきます。医師ならすぐに応対できます。」

私:(???)
(看護師は10分待ちだけど、医師なら待たないってどういうこと?10分も待ってられないし、お医者さんのほうがいい気がするけど、なんで看護師さんのほうが待つんだろう?)

看護師さんとお医者さんの違い

私:「看護師さんとお医者さんの違いは何ですか?」

受付:「医師とは直接話すことは出来ず、受付(私が今まさに電話で話している男性のこと)を通して質問するかたちになります。」

私:(ああ、なるほど。直接話せるかどうかの違いなのね。)

私:「救急車を呼んでもいいか迷っているので、その判断を仰ぎたいんです。」

それならばどちらでも対応できるとのことなので、待たずに対応してもらえる医師のほうをお願いしました。

お医者さんの判断結果は

受付の男性に再度詳しく症状を伝えると、「少々お待ちください。」と言われ、1分くらいそのまま保留の後、回答をもらえました。

「医師に確認したところ、起き上がれない、歩けないなら、救急車を呼んだ方がいいとの判断です。救急車を呼んでください。」

そのまま救急に繋いでくれるわけではないので、電話を切り、改めて、119へ電話しました。

消防庁の「救急受診ガイド」も役に立つ

こちらも参考になります。
総務省消防庁HP 救急受診ガイド

今回の母の場合、PDF21〜22ページ「呼吸がゼーゼーする>65歳以上・歩けない→119番」に当てはまったようです。

救急車を呼んだあと→119番してから病院に着くまでの流れ

ななちゃんフッダー用ななのひとこと・ふたこと

救急搬送されるとき、39度の熱がありました。額や手を触ってもわからなかったけど、腕や体はだいぶ熱くなっていました。額や手だけで熱を素人判断するのはダメなんだと反省しました。
もっと早く気づいてあげられれば。。。ひとりで寝てて心細かっただろうな。

「ちょっとでも様子がおかしい、いつもと違う」と感じたら、早めに病院に連れて行くなど、特に高齢者は早め早めの対応が大切なんだと改めて思いました。

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