高齢者は便秘になりやすい!10日に1回しか便が出ないって大丈夫?

母の介護

高齢になると便秘になりやすいそうです。母もひどい時は10日くらい便が出ないことがあってつらそうでした。認知症になる前に、母が便秘に悩んでいるとは聞いたことがなかったので、加齢とともに便秘がちになったんだと思います。

高齢者はなぜ便秘になりやすいの?便秘の原因

以下のような原因から、高齢者は便秘になりやすいと言われています。

  • 食が細くなり、食べる量が少なくなる
  • のどの渇きを感じにくくなり、水分が不足しがちになる結果、便の水分も減って硬くて出にくくなる
  • 腸の動きが低下し、便が大腸の中に留まりやすくなる
  • 筋力の衰えにより、便を押し出す力が弱くなる
  • 便意を感じにくくなる
  • 他の持病のために常用している薬の副作用

このようにさまざまな原因が絡み合って便秘を引き起こします。

10日も便が出ないって大丈夫?何日排便がないと危険なの?

何日も排便がないと心配になってしまいますが、「◯日に1回排便があればOK」「◯日以上、便が出ないと便秘」などと一概に判断することはできないと思います。

母は3、4日出ないことはわりと当たり前のような状態でした。初めは心配でしたが、かかりつけ医に相談したところ、「(母は)食事量が少なく、排便回数には個人差があるので、本人が腹痛や腹部膨満感などの症状を訴えなければ、数日排便がなくてもそれほど心配しなくていい」と言われ、少し安心しました。

とはいえ、仮に毎日排便があったとしても、例えば、常に残便感がある、硬い便しか出ない、などの状態が続くようなら何か病気が潜んでいる可能性もあります。気になることがあったら、素人判断せずに必ずかかりつけ医に相談するようにしてください。

前傾姿勢をとると排便しやすくなる

便秘対策としては、食生活の改善、水分の摂取量を増やす、適度な運動を心がけるなどが基本として挙げられます。一方で、高齢者の場合、こうしたことがそう簡単にはできないからこそ便秘になるともいえます。そこで、気軽に取り組めるのが、排便時の姿勢を意識することです。

排便する時は前傾姿勢を取ると便が出やすくなります。洋式トイレの場合は、お風呂用のイスなどに両足をのせて便座に座り、前かがみになると排便しやすい姿勢を取ることができます。

画像引用元:パラマウントベッド

洋式トイレよりも和式トイレのほうがいい!?

日本人は、しゃがんだ姿勢のときに直腸と肛門がまっすぐになるので、便が出やすくなるそうです。

前傾姿勢を取るのに適しているのは洋式トイレよりも和式トイレです。和式トイレは腰を深くかがめてしゃがみ込む姿勢(前傾姿勢)になります。一方、洋式トイレは椅子に座るような体勢になります。

そのため、排便のしやすさ(便の出やすさ)を重視するなら洋式トイレよりも和式トイレのほうが日本人には合っているといえます。

とは言っても、しゃがんだり立ち上がったるする動作は、特に高齢者にとっては簡単なことではありません。足腰を鍛えられるというメリットもあるかもしれませんが、転倒などしてしまったら、そちらのほうが大問題です。

病院でも介護施設でも、まず間違いなく洋式トイレを採用しています。無理に和式トイレを使うよりも、洋式トイレを使って、先ほどの前傾姿勢を取るほうが安心で快適です。

画像引用元:玄米酵素HP

ななのひとこと・ふたこと

認知症の人だと、本人が不快に感じていてもそれをうまく伝えられないこともあります。機嫌が悪いのかな?と思っていたら、実は便秘で苦しんでいた、ということもあり得ます。周囲が気づいてあげられるように心がけないとですね。