高齢になると立ち上がったり座ったりするのが簡単にできない

手すり 母の介護

立ち上がりが難しくなる

母は家の中では、ときには壁をつたえ歩いたりしますが、ほとんど支障なく歩行できます。

問題なのが、立ち上がりです。高齢になると足腰が弱るからなのか、椅子や床からの立ち上がりが難しくなるようです。

椅子からの立ち上がり

うちには畳の部屋はなくフローリングなので、基本的には椅子の生活です。
椅子に座る際や椅子から立ち上がる際、テーブルに手をつかないと安定しません。
肘付きの椅子ならそこに手を置けるので肘付きの方がいいのかな、と探しているところです。

ベッドからの立ち上がり

介護保険で介護ベッドをレンタルしているため、起き上がりは問題ありません。
ベッドには手すりがある付いているし、高さがあるので立ち上がりやすいのです。
もしベッドではなく布団だったら毎朝起き上がるのにとても苦労すると思います。

トイレでの立ち座り

うちのトイレは洋式なので、和式よりは立ち座りは楽だとは思います。
それでも母にとっては立ち座りは大変です。特に座るとき、洋式だと後ろ向きで座ることになるので不安になるようです。
トイレに行くときは私が必ず介助しています。座るときは抱き抱えるようにして母を便座に座らせます。
トイレには、介護保険でレンタルした手すりを使っています。

手すりの種類

手すりの種類は大きく分けて、設置工事が必要なものと持ち運びができるものがあります。

工事が必要な手すりは、介護保険の「住宅改修費用の支給」を受けられます(上限20万円)。

持ち運びができる(据え置き型)手すりは、介護保険の「福祉用具の貸与」対象となります。

工事が必要な手すりを設置する場合も、レンタルする場合も、介護保険を利用することになります。
場合によっては介護保険の対象外となることもあるので、まずはケアマネさんに相談してみましょう。

ななのひとこと・ふたこと

母はよく洗濯物をたたんでくれます。その際は床に座るので、たたみ終わったあと、床から立ち上がるのに時間がかかります。
ひとりで立ち上がれることもあるのですが、なかなか立ち上がれないときもあります。そんなときは私が抱き抱えて立ち上がるのを手伝うのですが、母は重いので腰が痛くなります…。