母は、自分でトイレにも行くんですが、失禁することも多いので紙おむつを使っています。
紙おむつを使うことには是非もあると思いますが、母が(今では)紙おむつへの抵抗感がないのと、介護者である私の負担・ストレスが軽減したので、まあいいかな、と自分に言い聞かせています。
大人用紙おむつの種類
大きく分けてテープ止めタイプとパンツタイプの2種類です。
テープ止めタイプは、横になったままで交換できるため、寝て過ごす時間が長い人に適しています。
パンツタイプは、一人で歩いてトイレに行ける人に適した、はくタイプの紙おむつです。(リハビリパンツと呼ぶこともあります。)
このほか、尿とりパッドを併用すると便利&経済的です。
尿とりパッド併用のメリット
- 紙おむつの交換頻度が減るので経済的(紙おむつは値段が高い)
- 紙おむつを交換する手間がない(ズボンでもズボンを脱ぐ必要がない)
- 使用後の紙おむつを捨てる量が減るため、ゴミが減る&(多少は)エコ
母が使っている紙おむつ
アテント さらさらパンツ長時間お肌安心
日中はこれを使っています。
ライフリー スルッとはける尿とりパッドなしでも長時間安心パンツ
夜間や、日中長時間出かけるときなどに使用しています。
ライフリー あんしん尿とりパッド
紙おむつにこれを併用しています。
アテント 背モレ・横モレも防ぐテープ式
体調を崩して起き上がるのが難しいときに使用しています。
並べてみました。
左から、テープ式、長時間安心パンツ、長時間お肌安心、(写真下)尿とりパッド
長時間安心パンツ(左)と長時間お肌安心。吸収回数7回と5回の違いですが、大きさ(厚さ)はかなり違います。
長時間安心パンツを広げてみました。
テープタイプに尿とりパッドを広げたところ。テープタイプは広げるとかなり大きいです。
紙おむつで(介護者が)大変なこと
かさばる、重い
大人用の紙おむつは大きくてかさばります。しかも意外と重いんです。薬局で買って帰るとひと苦労です。
値段が高い
種類にもよりますが、薄型(容量少なめ)でも1枚60円くらい、夜用など容量の多いものは150円くらいします。紙おむつはドラッグストアなどで特売になることはほとんどありません。自分の経験だと、ドラッグストアなどより、ネット通販のほうが安く買えます。
行政の補助制度を確認しよう
紙おむつは定価で買うと結構高いです。うちは住んでいる区の紙おむつ購入助成制度を利用してかなり格安で購入しています。
紙おむつの購入助成制度を導入している自治体は多いようです。
「購入額に応じて助成金をもらえる」「低額の負担金で毎月購入できる」「格安で購入できる」など自治体によって助成の種類はさまざまです。でも助成制度があれば自己負担はかなり減るので、ぜひ一度確認してみてください。
購入助成制度のデメリット
格安で購入できるのでとてもありがたい制度なんですが、デメリットを挙げると、注文期日が決まっていることです。
うちの区の場合、毎月20日までに注文すると翌月初めに自宅まで送料無料で届けてくれます。逆をいうと、20日を過ぎると翌々月まで品物が届かない、ということになります。
注文し忘れてしまったり、予想以上に使用して足りなくなっても、すぐに届けてくれるわけではないのです。だから、そういったケースを見込んで多めに在庫を持つようにしています。
そこで困るのが保管場所です。紙おむつはかさばるし、一度に多めに頼むので、大きな段ボールで届きます。うちのマンションは小さなトランクルームがあるのでそこに保管しているのですが、ほぼ紙おむつに占拠されている状態です。。。
ななのひとこと・ふたこと
自治体の助成制度にはとても助かっています。ただ、急遽必要になったときは、翌日配達も可能だし、家まで配達してくれるのでネット通販を利用しています。