母の介護

母の日にふと思い出す「嚥下障害」と「誤嚥性肺炎」

昨日は母の日でした。母がまだ普通に食べられていた頃は、母の日やクリスマス、誕生日などには、いつもケーキを買って一緒に食べたことを思い出します。飲み込む力が落ちてしまう「嚥下障害」私たちは普段、何かを食べたり飲んだりするときに、特に困ったり悩...
制度・法律

死亡届の書き方はそんなに難しくないと思う

死亡届を書く機会はそうそうないので、書いたことがないと、何をどのように記入すればいいのか、ちょっと不安になるかもしれません。ただ、実際には、よほどの特殊事情がない限り、それほど手間のかかるものではないというのが実感です。死亡届に関する留意点...
母の介護

息を引き取った時間と死亡届に記載された死亡日時は違うこともある

母が亡くなった夜から翌朝にかけて振り返ってみます。夜11時に息を引き取る母が息を引き取ったのは1月2日の夜ちょうど11時ごろだったと記憶しています。母がすーっと目を閉じた後、母の腕に着けたApple Watchで時間を確認した覚えがあります...
母の介護

顔を合わせることやスキンシップの重要性を痛感した3年間

新型コロナウイルスの発生から3年余り。5月8日から、感染法上の分類が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。” 当たり前だった日常 ” を取り戻した喜び施設によっても対応は異なるのでしょうが、昨日の朝に見たテレビニュースでは...
母の介護

母を看取ったときのことを思い返してみる

母は2022年1月2日に特養で亡くなりました。死因は老衰です。いつ「その時」を迎えてもおかしくない状態に母は、過去に何度も口から食事を取れなくなることがあっても、しばらくすると持ち直してそれなりに元気になるのを繰り返してきました。だから、2...
このブログについて

5年ぶりにブログを再開することにしました

5年以上放置していたこのブログを再開することにしました。この5年の間に平成から令和に元号が変わり、コロナがあり、社会はいろいろありましたが、私も何気に激動の歳月でした。2020年11月に母が特養に入所し、2022年1月に母を看取りました。今...
その他

親の死生観を知っていますか?知ることができない場合は?

人生の最終段階にどうしたいか以前母が入院した際、担当医から胃ろうや延命治療について言及され、ショックを受けたことがありました。それ以来、尊厳死や平穏死等について考えるようになりました。常に考えているわけではないけれど、頭の片隅にはいつもなん...
母の介護

「どうしてそんなことするの?」と思ったとき、介護者はどうしたらいい?

ウソをつく・否定する・ごまかす自分の言動を他人に否定されると悲しいし、気持ちや考えを共感してもらえると嬉しいですよね。それは認知症の人も同じです。同じというよりさらに敏感だと言えるでしょう。私は、母の言動をできる限り否定せず、気持ちを受け止...
母の介護

歯医者さんに聞いた口腔ケアの大切さ

先日、歯科医師が登壇する講演会で「高齢者の口腔ケアの重要性」について話しを聞いてきました。厚生労働省の調査によると「食べること」は高齢者の楽しみや生きがいの中で大きな割合を占めるそうです。では、食事を美味しく食べるために必要なことってなんで...
母の介護

【認知症介護の鉄則】は、実は介護に限ったことじゃない

若年性認知症介護者の悩み昨日、とある会で若年性認知症の奥さんを介護なさっている男性にお会いしました。これまで介護者の会などには何度となく参加していますが、若年性認知症のご家族を介護されている方にお会いしたのは初めてです。若年性認知症について...