夜に出かけて家に帰ると、母が熟睡していて、U字鍵ロックがかかっているために家に入れないことがあります。
前回記事参照 → 【認知症介護あるある】家から閉め出される
受話器が外れていて電話の呼び出し音で起こすことができないとき、どうしたらいいか検討してみました。
携帯電話を使う
ケータイを携帯しない
携帯電話は以前母に持たせていました。でも、全然「携帯」しないのです。「重いから持ち歩きたくない」と言っていました。
ケータイとスマホを二台持ちしている私からすれば、「100gくらいだから重くないだろうに…」と思いますが、もともと携帯電話を持ち歩く習慣がなかったので、仕方ないのかもしれません。
固定電話が通じないときのリスクヘッジ
家に置きっぱなしだったとしても、固定電話の受話器が外れて通じないときの代替手段になるかと思って、しばらく契約を続けていました。
リスクヘッジにならない
でも、こちらからかけてもまったく気付きません。たまに気付いて電話に出ても、通話が終わった後に切ボタンを押さないので、私が家に帰るまでは通じなくなってしまいます。
そんなわけで連絡手段としての意味がほとんどないので、ほどなくして解約しました。
再度、契約するか迷う
でも、電話があれば、とりあえず呼び出し音で目を覚ましてくれるはず。閉め出されて固定電話が通じないときのためだけであったとしても、もう一度携帯電話を契約するか考えました。
ソフトバンクのみまもりケータイ
「もし新しく買うなら、ソフトバンクのみまもりケータイが良さそう。」と思ってよくよく調べたところ、管理設定はソフトバンクの携帯電話からしかできないことがわかりました。
auのみまもりケータイ
私はau(ケータイ)と格安SIM(スマホ)を使っているので、もしみまもりケータイにするなら、母の分と自分の分を新たにソフトバンクで契約する必要があります。さすがにそれはコスト的に痛い…。
auが出しているみまもりケータイは、認知症の人にはちょっと使いづらさそうなんですよね…。ちょっと多機能過ぎるんです。
新しく出たみまもりウォッチは良さそうと思ったのですが、子どもがいないと契約ができないのがネックです。
防犯ブザーを鳴らす
そんなわけで、携帯電話を契約するのはとりあえず諦めました。そこでふと思いついたのが、防犯ブザーです。
大きな音で目が覚めてくれれば、あとは玄関ブザーを鳴らして鍵を開けてもらえるんじゃないかと考えました。
買ったのはこちら。
Amazonで一番売れていて、しかも432円(2016/3/27購入当時)と安価だったので、これにしました。
なかなか起きてくれず、閉め出されたときはこれを鳴らそうと思います。幸いなことにまだ使う機会はありません。
防犯ブザーを試しに鳴らしてみるとかなり大きい音がしました。すごくうるさいので、できれば使わないに越したことはないのですが…。
ななのひとこと・ふたこと
私が出かけるときは、「U字鍵ロックはかけなくていいよ。」と言うのですが、用心のためにかけたくなるようです。まぁ、その方が安心なのでいいことですよね。閉め出されさえしなければ。。。